下水汚泥の肥料化事業

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  • 動画・スライドショーなど
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下水汚泥の肥料化事業の画像

授業概要

岩木川センターでは、下水処理過程で発生する下水汚泥を肥料化する事業に取り組んでおり、その内容について説明します。

詳細内容

事業概要

事業名 岩木川流域下水道岩木川浄化センター汚泥有効利用施設整備運営事業
所在地 岩木川浄化センター内(弘前市)
施設 下水汚泥堆肥化施設(2026年3月完成予定)
計画処理量 日量70t(脱水汚泥)
事業期間 20年(2026年4月~2046年3月)予定
施設稼働時間 24時間

岩木川浄化センター全景

岩木川浄化センターの汚水処理概要

  • 水処理の過程で発生する汚泥は、濃縮→脱水→焼却という過程を経て焼却灰を場外へ搬出し、セメント原料などの建設資材として再利用しています。

 

超高温好気性発酵技術による堆肥化

施設外観イメージ

構造はとてもシンプルなため、安価で耐久性のすぐれた設備となっています。

施設概要【発酵槽】

  • 3辺をコンクリートで囲んだ槽のことです。
  • 仕込みをした原料をこの堆積槽に高さ約3メートルほどまで積み上げます。
  • 床面にエアレーションパイプを通し、下部から空気を送ることで好気性発酵を促します。

堆肥化技術

  • 原料は返送品(戻し堆肥)と混合し、水分調整を行います。
  • 約7日ごとに一回、ホイールローダーを使って切り返し、発酵の均一化や通気性の改善をはかります。
  • この時、堆積槽中心部の温度は約90℃にまで上昇しています。

バチルス属微生物を用いた堆肥化技術の特徴

事業により循環型・脱炭素社会を構築

 

 

 

この講義についての連絡先

担当課・部署名 都市計画課 下水道グループ
電話番号 017-734-9688